今回の記事は、自転車用サーフボードキャリアの作り方です。
自転車用サーフボードキャリアは購入することもできますが、値段は以下のように決して安くありません。
今回の記事を読めば、簡単に自転車用のサーフボードキャリアが作れます。時間さえあれば、市販されている値段の半分以下で作ることができるので、ぜひ参考にしてみてください。
作成にあたり、参考にする動画はこちらになります。内容は英語ですが、翻訳して解説していきます。一連の流れを、まずは動画を見て確認してください。
【参考元動画】
必要な材料
- 塩ビ管
- つなぎ手L字菅×6
- つなぎ手T字菅×4
- 配管用保温材(あるいは代用品)
- ゴムバンド(バンジーコード)
- ホースクランプ×4
全ての材料はアマゾンやホームセンターで揃えることができます。参考までにリンクを貼って起きます。
配管のサイズに関しては、こちらの記事が参考になります。
【参考になる記事】塩ビ管(塩ビパイプ)とは?用途,サイズ,規格,継手,種類を解説!
必要な道具
- ノコギリ
- カッター
- キリ
- 接着剤
作り方の手順
自転車のフレームの直径を測る
まず最初に、自転車のフレーム直径を計りましょう。サイズがわかったら、適したサイズの塩ビ管を入手してください。
フレームの直径より、わずかに大きい塩ビ管を選ぶようにしましょう。
T字管をフレームのサイズに合うように切る
フレームにはめ込むためにのT字管を、サイズを調整しながら切ります。しっかりと固定できるよう、サイズの誤差が出ないように気をつけましょう。
ホースクランプでT字管を自転車フレームに固定する
管の部分を切った繋ぎ手T字管を、下の写真のように自転車フレームに取り付けます。振動でずり落ちてこないように、適正のサイズを使用してください。
一番荷重がかかる重要なポイントなので、しっかりと締め込んでください。
ペダルとの距離を測定し、塩ビ管(直線)を切る
T字管に取り付ける『直線部分』の塩ビ管を製作します。ペダルと接触しないように、十分な距離を保つようにしてください。
長さを測って切断した塩ビ管をT字管に取り付ける
接着剤を使って、塩ビ管を取り付けていきます。
L字管を取り付ける
続いてL字管を使用して、下方向に向かって角度をつけていきます。
安定性を増すために、両サイドを別の塩ビ管で固定します。
『コ』の字になるよう配管する
サーフボードを入れるための、スペースを作っていきます。幅を持たせすぎると不安定になるので、気をつけてください。
サーフボードを保護するための緩衝材を取り付ける
サーフボードを固定するスペースを、緩衝材で保護していきます。ここでは配管用の保温材を使用していますが、他の材料で代用も可能です。
固定用のゴムバンドを取り付ける
サーフボードを固定するための、ゴムバンド用の穴を開けます。フックが付いているゴムは、バンジーコードと言います。
出来上がり
これで、自転車用サーフボードキャリアの完成です。
注意点
突風で転倒する可能性
風が強い場合は、サーフボードキャリアの使用は控えてください。
風が吹いた時に煽られて、車道にはみ出る可能性も十分に考えられます。サーフボードが大きくなればなるほど、横風の影響を受けるので最新の注意を払って運転してください。
安全面を配慮し、速いスピードでの運転は避けるようにしましょう。
自転車改造に関する法律について
自転車改造に関して、日本では法律があります。サーフボードキャリア作成にあたり、特に気をつけたいのがこちらの法律です。
自転車の幅が60cmを超えないこと(第9条の2第1項)
サーフボードキャリアを作成する際は、車幅が60cm以内になるようにしてください。
まとめ
海が近ければ、自転車でサーフィンに行った方が効率がいい場合もあります。そうすれば駐車場を探す時間も短縮できますし、ガソリン代を節約することもできます。
毎日続けていれば、足腰のトレーニングにもなることでしょう。脚力がつけば、必ずサーフィンに活かせるはずです。
一石二鳥の自転車サーフィンライフ、くれぐれも安全第一で楽しんでください。