通常サーフボードには、フィンがついています。フィンは舵の役割や、ターンをする際の支点に必要だからです。
しかし、フィンレスのサーフボードはその名の通り、フィンがついていません。
フィンレスサーフィンの特徴
サーフィンを更に純粋に楽める
現在のサーフィンの固定概念から抜けることがサーファーを自由にします。スプレーの量やターンの回数ではなく、『波との会話』を純粋に楽しむことができるのも、フィンレスサーフィンの魅力です。
レールを使わなければサーフボードをコントロールできない
フィンレスサーフィンの特徴の一つが、サーファーが体の重心を、非常に低くしていることです。サーフボードをコントロールするために、重心を低くし、レールを使ったターンをしています。
スピード感がある
フィンがない分、抵抗が減り波の斜面を滑り降りるスピードが早くなります。
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フィンレスサーフィン動画
Derek Hyndがフィンレスサーフィンを楽しんでいる動画です。
現在63歳(2017年現在)のデレックは、フィンレスサーフィンで有名です。1980年、サーフィンコンテスト中の事故で右目を失明、しかし翌年1981年に、世界ランク8位となったサーファーです(参考url ode-derek-hynd)。
フィンレスサーフィンの本質を理解したいなら・・・
こちらの紹介動画は、2015年の冬、オーストラリア・ジェフリーズベイ(JーBAY)で二週間に渡り撮影されたものです。ぜひご覧ください。
まとめ
サーフィンを競技として捉えなければ、『サーフィンは自由』です。『サーフィンのルール』を守るのであれば、フィンの数やサーフボードの形は、自由そのものでしょう。
フィンレスサーフィンをすると、『波と遊ぶ』という原点に戻ることができます。そして自然と、笑顔になっているはずです。
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