今回の記事は、『上達が早いサーファーの特徴』をまとめました。
伸び悩んでいるサーファーは、『上達が早いサーファー』から行動を学ぶ必要があります。
思うようにサーフィンが上達しない場合、何かが間違っている可能性が高いです。技術面もそうですが、『サーフィンに対する意識』も上達に大きく関わることの1つです。
上達が早い人にはどんな特徴があるの?
サーフィンの上達が早い人の最大の特徴は、『言い訳をせずに、誰よりも海に入っている』ことです。
上達しない人は、言い訳を簡単に口に出してしまいます。
例えばどんな言い訳?
『今日の波は面が張ってきてないしこの板では無理』、『浮力がありすぎてレールが入らないから何もできない』など、できない理由を探そうとします。
それに対して、サーフィンの上達が早い人は『できる方法』を探そうとします。
- 小さい波だったら、どうやってスピードをつけていくか。
- レールが入らなかったら、どのように体重移動をしていくか。
常に解決策を探す姿勢があるサーファーは、『どんどんサーフィンが上手くなる』のです。
言い訳をしない
上達の早い人は、波のせいにしたり道具のせいにしません。もちろん、『その日の波の分析』はしているのですが、それに対して行う次のアクションに大きな違いがあります。
上達が早い人は分析した結果を、次の練習に活かす努力をするのです。
そのほかに特徴はないの?
上達する人は、『言い訳ができない環境』を作ることにも長けています。
- 中古のサーフボードを購入するなどしてそれぞれの波に適した板を所持する
- 同じセッション内でサーフボードを変更してみる
- 数種類のフィンを所持する
などです。同セッション内でサーフボードを変更して練習すれば、言い訳はできません。
『あの板だったら・・・』
『あのフィンだったら・・・』
このように言い訳ができない環境を、自ら作り出しているのです。適した道具さえ揃えたら、どんな波でもサーフィンはできます。
上級者が、他の人が乗れない波でサーフィンしているのを見たことがあるはずです。
上達しない人の特徴は?
サーフィンが上達しない人は、『言い訳ができない環境』を作ろうとしません。
その代わりに、道具が揃えられないことへの言い訳を探してしまうのです。
『お金がないし無理・・・』
『浮力が違うサーフボードを揃えても使わないだろうし・・』
『先ずはこのサーフボードを極めてから次のステップで・・・』
言い訳を探すのを、先ずはやめて見ましょう。それが、サーフィン上達への第一歩になるはずです。
負けず嫌い
サーフィンの上達が早い人は、『負けず嫌い』が圧倒的に多いです。
打ちのめされても立ち上がり、何度でもパドルアウトする。その姿勢が、サーフィンの上達を早くします。
努力が必要ってこと?
プロになっている人たちは、圧倒的な努力をしています。
本人たちに、『自分は努力している』という気持ちはありません。無我夢中で海に通い続け、サーフィンに対しての情熱が、尽きることなく燃え続けているのです。
セッションの後に分析する
セッション後の分析を行うのも、サーフィンの上達が早い人の特徴です。
自分のどの部分がダメだったか考え、他の人にも教えを求めます。他人から見て自分のサーフィンがどのように写っているのかを分析し、次のセッションに活かそうとするのです。
簡単に説明すると?
上達が早い人は、直すべき部分を『どうやったら修正できるか』を真剣に考えています。その積み重ねが、サーフィン上級者への道のりです。
自分のサーフィンを撮影してもらい、動画を見ながらフォームの見直しを行うことも有効な方法です。何回も自分のサーフィンを見直すことで、欠点や修正点が見えて来るはずです。
できるかぎり海に入る
上達が早い人は、誰よりも海に入っています。みんなが疲れて海から上がっても、次のセットが来るのを待っています。
『あと一本だけ・・』
この最後の波が来るまでに、何十分でも待ちます。上手くなる人の『あと一本』は、『自分の納得がいくサーフィンができる波』のことです。
なかなか上達しない人の場合は?
上達が遅い人が探している『あと一本』は、『岸まで自分を押してくれる波のこと』です。
この違いが、一年後に大きな差となって現れます。
波に対するポジショニングが上手い
サーフィンの上達が早い人は、『波に乗る』のが非常に上手いです。ポジショニングが完璧で、混んでいてもたくさんの波に乗ることができます。
波に乗れる場所へ移動し、確実に波のカウントを増やして行きます。
具体的にどうやって波を待っているの?
ポイントブレイクであればラインナップに入り波を待ち、状況に応じてセカンドピークへ移動を行います。
上達が遅い人は、自分が乗れる波を逃してしまうことが多いです。その積み重ねが、『乗れた本数』に大きな差を生み出します。
まとめ
言い訳をせずに海に通い続け、乗れる限りの波に乗り続ける。次のサーフィンに活かせる事を探し、確実に修正していく。
言うだけなら簡単ですが、実際に継続して行うのは難しいことです。サーフィンの上達に、特別な近道はありません。
進歩しているのか、不安になることもあるかもしれません。
努力の積み重ねは、決して無駄にはならないと断言できます。
いつの日かその努力が花開くまで、海に通い続けましょう。