今回は、『サーフブーツの選び方』についてです。各メーカーが様々な工夫を凝らし、『余計な水が入らないサーフブーツ』の作成に取り組んでいます。
水が浸入すると、サーフブーツ自体の重みが増え、足に重りがついているような感覚になります。
選び方の1番のコツは?
サーフブーツを選ぶうえで一番重要なことは、『余計な水が入ってこないサイズ』を選ぶことです。
サイズは、ジャストフィットか『やや小さめ』のものを選びましょう。
サイズ面で小さめを選ぶのに抵抗がある方は、『熱成形が可能なサーフブーツ』がオススメです(詳しくは後述)。
熱成形サーフブーツであれば、今までは難しかったジャストフィットのサイズを自分で作ることができます。
熱成形サーフブーツが登場
熱による再生形が可能なサーフブーツが、『Solite』より発売されました。
熱成形ブーツの特徴は?
熱湯を使って、簡単に自分の足に合わせて成形できます。
人それぞれ、足の形は違うものです。一般的なブーツを購入しても、人によってはわずかな隙間ができてしまいます。熱成形型サーフブーツであれば、自分の足のサイズにピッタリと合わせることができます。
熱成形ブーツは、既存商品のサイズで悩みを抱えていた人に非常にオススメです。
熱成形サーフブーツを選ぶ利点
- 何回でも自分の足に合わせて成形できる
- ジャストフィットのサーフブーツが作れる
- 余計な水の侵入が少なくなる
- どんな足の形でもフィットする
【購入はこちらから】A# SOLITE(ソライト) SURF BOOTS 3MM CUSTOM PRO 熱成形サーフブーツ
【solite公式ホームぺージはこちら】https://soliteboots.com
サーフブーツを使用する理由
サーフブーツの主な使用目的は、二つあります。
- 防寒対策
- リーフ(サンゴ礁や岩)による怪我対策
リーフブーツの目的のひとつは、防寒対策です。
冷たい海水に入った時、体温が下がり始めるのは手足からです。手や足に防寒対策を取るだけで、体感温度は大きく変わります。
二つめのサーフブーツの役目は、『リーフによる怪我の防止』です。
サーフポイントによっては、鋭いリーフが存在します。素足でポイントへアクセスしようとすると、擦り傷や切り傷を作ってしまうことがあります。
そのような怪我を防ぐために、サーフブーツを使用することができます。
専用のものは、リーフブーツとも呼ばれます。
サーフブーツの種類
サーフブーツには、大きく分けて2種類あります。
マジックテープタイプ
マジックテープで、足首を固定するタイプのブーツです。ブーツ底がしっかりとしているものが多く、高いホールド感を得ることができます。
価格はソックスタイプのものより、やや高めです。
利点
- 着脱が容易
- ホールド感が高い
- ブーツがずれない
欠点
- 素足の感覚ではない
- 価格がやや高い
ソックスタイプ
ソックスタイプのブーツであれば、素足に近い感覚でサーフィンができます。
ソックスタイプでは特に、きつめのブーツを選ぶのが重要です。
どうしてきつめのほうがいいの?
間違ったサイズを選ぶと、大量の水が侵入してきて、ブーツとして全く役に立ちません。 価格が安いものもありますが、品質を見極める必要があります。
品質が悪い商品だと、すぐに破けてしまいます。
利点
- 素足に近い感覚を得られる
- 裏返して乾かせる
- 価格が比較的安い
欠点
- サイズ選びが難しい
サーフブーツの厚さについて
ブーツの厚さは、3mmと5mmが基本です。
3mmのブーツでも、十分な防寒効果を得ることができます。
寒冷地では?
寒冷地でのサーフィンや、寒がりな方は5mmのブーツがオススメです。 備考)5mmのブーツは、裏返して乾かすのが困難になります。
サーフブーツの履き方
ウェットスーツと同様に、サーフブーツは丁寧に着脱しましょう。
特に、ソックスタイプのブーツは非常にタイトな作りになっています。無理に履こうとすると、足首部分がすぐに破けてしまいます。
ブーツを脱ぐときは?
脱ぐ際も同様です。 僕自身も、買ったばかりのサーフブーツを破いてしまった経験があります。焦る気持ちを抑えて、丁寧に履きたいところです。
ブーツの裾はウェットスーツの中へ入れよう
ブーツの裾(すそ)は、ウェットスーツの中に入れます。 ウェットスーツの外にブーツの裾を出すと、水圧でたくさんの海水が侵入してきます。
まとめ
大量の水がブーツに侵入した経験は、だれもが持っているはずです。
『足が重い』と言う気持ちがあるとサーフィンに集中できなくなってしまいます。
テイクオフの際に足が重いのは、いい気分ではありません。 ただ、冬の海に素足で入るのは厳しいものです。 サーフブーツは、適正なサイズを選ぶことで、余計な水の侵入を防ぐことができます。
快適にサーフブーツを活用するために、『サイズ選び』に時間をかけましょう。