スマートキーは本来便利なものです。
荷物を持っていても、ドアに近づけば勝手に鍵を開けてくれたり。
ただし、サーフィンなどのマリンスポーツの際には、スマートキーが『悩みのタネ』になります。
従来の鍵でしたら、ウェットスーツの鍵ポケットに入れておけばいいだけでした。では、防水でない精密機械、スマートキーはどうしたらいいのでしょうか?
※スマートキーとは?
ドアに近づいただけで鍵が開き、離れただけで施錠して
くれる車の鍵。各メーカーにより呼び名が異なる
例)スマートキー、スマートエントリー、インテリジェントキー
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マリンスポーツ中もスマートキーを所持する
防水ケースにスマートキーを入れ、マリンスポーツ中も鍵を身につける方法です。
利点
- 安全性は一番高い。
- リレーアタックなどの、スマートキーを悪用した盗難を防げる。
欠点
- 防水ケースに水が侵入し、スマートキーが破損してしまう可能性がある。
- スマートキーを海の上で紛失してしまう可能性がある。
- わずらわしく感じる
電波を遮断させてキーボックスに入れる
キーボックスに入れて車に取り付けておく方法です。電波遮断用の袋やアルミホイルに包んでキーボックスに入れておけば、自動で鍵が開いてしまうのを防げます。
効果はあるの?
キーボックスに付属している電波遮断用袋だと、スマートキーの種類によっては、電波を通してしまうものがあります。
利点
- スマートキーの水没を防げる
- 頑丈なキーボックスを使用すれば鍵の盗難も防げる
欠点
- 電波を遮断できなければ鍵が開いてしまう
- キーボックス自体を無理やりこじ開けられる可能性がある
電波遮断ケースに入れて車のどこかに隠す
市販されている電波遮断ケースを利用し、車のフェンダー裏などに隠す方法です。
利点
- 海での水没の心配がない
- 手間がかからない
欠点
- 隠し場所を見られたら簡単に盗まれてしまう
- 鍵を盗まれる可能性が一番高い
顔見知りの車内にスマートキーを入れておく
友人や知り合いの車内にスマートキーを保管しておく方法です。
車を少し離れたところに駐車する必要がありますが、鍵が自動で開いてしまうのを確実に防げます。
利点
特別なものを購入する必要がなく、手軽にできる
欠点
友人や知り合いが必要
まとめ
いい波に乗れて車に戻ってみると、貴重品が全て盗まれていた。
幸せからどん底に突き落とされる瞬間です。
サーフィンをしている際、貴重品を全て身につけることは不可能です。財布や携帯電話、カメラなどを車に置いて行くのは、少なからず不安があるものです。
車を施錠する際は、不審者が周りにいないか確認しましょう。人の目につきやすい場所に駐車するのも有効です。
対策を怠らず、車上荒らしゼロでサーフィンを楽しみたいですね。