- できるだけ早くサーフィンを学びたい
- 短期間で上手くなりたい
- 人よりも早く上達したい
そう考えている人は、『目標を定めて短期集中』でサーフィンに取り組むのが一番です。
だからこそ初心者の段階で、『なりたいサーファー・やりたいサーフィン』を見つけるのが、『短期上達』への大きな一歩になります。
どうして?
サーフィンは多種多様です。車の趣味と同じで、一言では言い表せないほどに分岐されたゴールがあります。だからこそ、目標を定めるのがとても大切なのです。
例え話で、考えてみましょう。
あなた自身がF1ドライバーになりたい。そう思っていたとします。
それなのに、あなたが研究する動画や憧れの人は、モトクロスのものばかりです。当たり前のことですが、それでは最短距離でF1ドライバーになることができません。
サーフィンでも同じことが言えます。
上達を急ぐなら、自分がやりたいサーフィンを明確にするのは、とても大切なことなのです。
そこまで急いでいないなら?
長い期間を持って『波乗り』に向かい合いたい人なのであれば、最短距離を目指す必要はないでしょう。サーフィンには、遠回りをしたからこそ、身に付けられるスタイルや技術もたくさんあるからです。
とにかく早く上手くなりたい・・
ただただ上達を急ぐなら、初心者の段階で『自分が思うサーフィン』を見つけることでゴールは確実に近づき、短期集中でサーフィンができるようになります。
【短期集中を目指すコツ】上達を急ぐ初心者が知るべきステップ詳細
上達を急ぐ初心者が、最初に知るべきステップは以下の2点です。
- どのジャンルのサーファーを目指すのか
- どのジャンルの板を選ぶのか
このすべての選択が複雑に絡み合い、自分自身のサーフィンの目的地を決め、スタイルを決定づけていきます。次の項から一つずつ説明していきます。
【早くサーフィンが上手くなりたいなら知るべきこと】自分がなりたいのはどんなサーファー?
あなたがなりたいサーファーは、どんなサーフィンをしていますか?
結局のところ、波に乗るという目的は全員に共通することです。それでも多種多様化しているのは、『波の乗り方』に違いがあるからです。
何が言いたい?
『自分のやりたいサーフィンを見つけること』は、車で例えれば『アクセル』と『ブレーキ』の違いを学ぶようなものです。そのぐらい大切な、『基本中の基本』なのです。
下の二つの動画を見比べてみてください。全く別のスタイルを持つ3人のサーファーです。
サーファーの動き方がだいぶ違う・・・
どのサーファーのサーフィンがしたいか、見えてきましたか?『乗り方の違い』が少しでも分かれば、上達の近道を見つけたようなものです。
どのジャンルのサーフボードを選ぶのか
なりたいサーファーがはっきりすると、『乗るべきサーフボードを選ぶ順番』が見えてきます。
簡単に説明すると?
最初のボードを卒業するときに、『次に選ぶべき進路(サーフボード)』が見えてくるということです。
ただし、気をつけなければいけないことが一つあります。パフォーマンスサーフィンをしたい人は特に、『憧れているサーファーが実際に使っている板』を最初から選んではいけないということです。
例えば一番最初の動画の、ジョンジョンフローレンスのようなサーフィンがしたいとします。だからと言って、最初から彼が動画で使っている板を選んでしまったら、ほとんどの人が挫折をすることになってしまうことでしょう。
なんで?
若葉マークすら取れていない運転の初心者が、F1を乗りこなすことができるでしょうか?それに加えて、自分のいくサーフスポットがサーキットではなく砂利道だったとしたら、どうでしょうか?
薄くて短いサーフボードを手にすることで、ジョンジョンのようなサーフィンができるわけではありません。サーフィンをするのは『サーファーと波』であって、サーフボードが勝手に動いてくれるわけではないのです。
薄くて短い板になったのは、サーファー自身の成長があったのが大前提なはずです。
それを踏まると、パフォーマンスサーフィンを目指している人も、『厚めでボリュームがある板を選ぶのが一番』だと、自分自身は考えています。
ミッドレングスで格好良くサーフィンしたいだけの場合は?
その場合は、最初からミッドレングスを手にするのが一番です。ミッドレングスで基礎を学びながら、目標としているスタイルに向かって進んでいきましょう。
ロングボードを極めたい・・・
その場合は、最初はミッドレングスから初めて、サーフボードの取り回しを学ぶのがいいと思います。筋力と取り回しに自信がついた後に、ロングボードに切り替えるのがおすすめです。
最初からロングはなぜダメなの?
ダメではありませんが、混雑しているサーフスポットがホームになる場合、波待ち中にサーフボードの取り回しができないと大変危険です。ロングボードは重く長いので、他人に怪我をさせる可能性も増えてしまうからです。
それを踏まえると、ミッドレングスから始めるのが無難だと言えます。
結局何が言いたい?
『やりたいサーフィン・なりたいサーファー』が違うと、選ぶべきサーフボードとアプローチの仕方がこんなにも変わってきます。だからこそ、目標を定めるのが大切なのです。
サーフボードの選び方については、こちらの過去記事をご覧ください。
まとめ
サーフィンは人生と同じで、『目標に向かうための方法』を自問自答するのも、とても大切なことです。もちろん、経験者に質問することも同じくらい大切です。
悩んだら、すぐ近くにいる憧れのサーファーに質問してみてください。きっと、いいアドバイスをもらえるはずです。