サーフィンは、喧嘩ではありません。
大きな波に乗ればアドレナリンが出ることはありますが、それは他の人に向けられるべきではないのです。
それでもまれに、海の上で怒りが生まれてしまうこともあります。
それはどんなとき?
例えば、同じ人に前乗りを繰り返されたり。ルール無視で、目の前で波を台無しにされることもあります。
相手から危険な行為をされると、感情が高ぶってしまうのは当然のことです。
ただ、そのときにするべきなのは、喧嘩ではありません。深呼吸をして心を落ち着かせて、『次の波を待つこと』なのです。
海の上で喧嘩をしない。サーファーの『たしなみ』
海の上での喧嘩は、『みっともない』という言葉が見事に当てはまります。
感情が高ぶっても冷静でいることは、サーファーの『たしなみ』です。腹が立つことがあっても、深呼吸です。
サーフィンをしているときに感情に任せてしまうと、『誰かとの争い』になってしまいます。
前乗りするな!
邪魔だ!
危ないだろ!
と怒鳴ってしまうと、サーフスポットの雰囲気が一気に凍りつきます。
それじゃあどうしたらいいの?
注意をしなければいけないシーンになったときは、『怒鳴るのではなく伝えるだけでいい場合』がほとんどです。
相手が初心者であれば、『聞き入れる姿勢』があるかもしれません。自分の間違いに気がついて、謝ってくれることも多くあるでしょう。
喧嘩腰なサーファーとは距離を置くのが『正解』
問題なのは、『あきらかに故意にルール違反をしているサーファー』です。
やってはいけないことを故意でするような人に、『ルールと道徳』を問いただすのは時間の無駄です。
なにを言ったとしても、『知らぬ存ぜぬな態度』を貫き通されることでしょう。
そういう喧嘩腰サーファーにできる対策は、『近寄らない』のが一番です。
どうしていつも喧嘩腰なの?
彼らは、『怯えてる動物』のようなものです。自分の縄ばりに踏み込まれて獲物を奪われることが、怖くて仕方がないのです。
そういう人たちは、外の世界に出て『波』を取りに行くことができません。その場で待つことしかできないから、外から来たサーファーに噛みつくのです。
アグレッシブに喧嘩をするような波待ちをするサーファーとは、距離を置きましょう。
海の上でケンカをする人たちと遭遇したら
それでもサーフィンをしていると、『ケンカをしている人たち』に遭遇することがあります。
1番の対応策は、『静かに見ている』です。
止めに入ったほうがいいんじゃないの?
下手に止めに入ると、『喧嘩しているサーファーたちを更に興奮させる原因』になってしまうことがあります。
様子を見ていると、ほとんどの場合が沈着します。
周りの空気に耐え切れなくなって、争いを始めたサーファーたちはお互いに、距離を置くはずです。
まとめ
誰かが喧嘩を始めて、サーフスポットの雰囲気が変わるあの瞬間は、どうしても嫌な気持ちになるものです。
海の上でケンカ腰の人たちは、『波に乗りたい』という気持ちが強すぎて、考え方がねじ曲がっていることがあります。
『他の人から波を奪えばいい』と、暴君さながらに暴れまるのです。
あきらかなルール違反を繰り返すその姿は、みている方からしても気持ちが良いものではありません。
もちろん、正論を述べてるうちに熱くなってしまって、喧嘩を始めてしまうこともあるでしょう。
どちらにしても、サーフスポットの雰囲気がいい方が、サーフィンをしていて気持ちが良いはずです。
熱くなりそうになったら、ふっと深呼吸をしましょう。
つぎの波はきっと、あなたのもとにやって来ます。辛抱強く待つことこそが、1番の対処法なのです。