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ロングボードテクニック・スイッチスタンスを極めたい【アンディ・ニーブラスから学ぶ】

今年の1年間は、スイッチスタンスを練習していきます。今回の記事は、スイッチスタンスを習得するにあたって、どのようなことを知っておくべきなのかまとめました。

スイッチスタンスとは

スイッチスタンスとは、波に乗っている時に通常のスタンスの逆側に変えることです。横乗り経験者であれば、スイッチスタンスの難しさは想像しやすいはずです。

やったことがないひとはスケートボードやスノーボードで、普段の前足を後ろ側にする状態を想像してみてください。

やってできないことはないですが、『慣れ』と『練習』が必要なのがスイッチスタンスなのです。

どうして難しいの?

野球のスイッチスタンスと同じで、利き足と利き目が関係しています。『利き目』について詳しく知りたい方は、こちらの記事を参考にしてみてください。

スイッチスタンスと言われても想像できない・・・

読み進める前に、参考までにこちらの動画をご覧ください(スイッチスタンスを見せているのは7分19秒)。

【動画説明】サーファーはアンディー・二ーブラス(Andy Niebras)です。アンディは、かの有名なダクトテープのイベントで幾度と優勝している変幻自在のロングボードマスターです。最初から最後まで目が離せない動画なので、時間があるときにすべてみることをお勧めします。

こちらの動画のように、足を自由にスイッチできるようになるまでは練習が必要です。一体全体どのように、スイッチスタンスを練習していけばいいのでしょうか?

スイッチスタンスを学んで何の役に立つの?

スイッチスタンスができるようになれば、サーフィンの自由度は確実に上がります。次の項から学ぶべき点やコツについて、調べたことを書いていきます。

スイッチスタンスのやり方と練習方法

とにかく慣れるまで練習あるのみ

結局のところ、スイッチスタンスをマスターするために必要なのは反復練習です。サーフィンを始めたばかりの頃のように、『新しい動き』ができるようになるまで、失敗を繰り返す以外ないのです。

反復練習をするとどうなるの?

自分の場合はまだまだ発展途上ですが、くりかえしスイッチスタンスを行うことで少しずつ『慣れて』きました。『不自然な感覚』はまだ取れませんが、それも練習を続けていくことで少しずつ薄れていくはずです。

どんな点を意識したらいい?

波数が少ないとついつい、いつものスタンスでやってしまうことも多いですが、失敗を恐れずに挑戦することが大事だと思います。

リクトレも行う

他の横乗りのスポーツでスイッチスタンスを練習すれば、必ず役に立つはずです。

僕の場合は確実に、スノーボードでの経験が生きています。ビンディングで固定されている等の違いはありますが、スイッチスタンスのベースをスノーボードから学んでいたことが、『サーフィンでもできる』という意識を作ってくれたのは間違いありません。

スケートでもいいの?

もちろん、スケートボードで練習することもできます。1日にほんの少しの時間だけでも逆側のスタンスを意識できれば、積み重ねが生きてくることでしょう。

なによりも大切なのは挑戦することと、『自分にもできると信じること』です。

スケートボードでサーフィンのスイッチスタンスを練習しよう

体を開く意識で(つまさきを進行方向に)

極論を言えば、体を完全に開いた形でいればいるほどスイッチスタンスが気持ち的に楽になります。

イメージとしては立っている状態に近い形で板の上にいて、いつもとは違う側の足を一歩だけ前に出すだけです。

それだけならなんとかできるような気がしてきませんか?

自分にもできるかな・・・

ショートボードだと直立するのは無理ですが、ロングボードなら安定しているため、比較的楽にできるはずです。

どちらにしても、最初は小さい波やホワイトウォーターを使って練習するのがオススメです。通常のスタンスで乗り終えた後にプルアウトせず、そのままホワとウォーターでスイッチスタンスに切り替えるのもいい練習になります。

慣れるまでは、ひたすら反復練習あるのみです。

【スイッチスタンスの極意】直立して立ってみて一歩だけ違う足を前に出す

まとめ

波の上で『自然に近い形』でスイッチスタンスができるようになれば、波乗りのスタイルの幅は確実に広がります。自分自身はまだまだでワイプアウトばかりしていますが、できるようになるまで、あきらめずに海に通い続けます。

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