今回の記事はロングボードの魅力について、書き連ねます。
ロングボードに興味がある方は、参考にしてみてください。
ショートボードの世界と違う穏やかな空気感
まず一番最初に感じるのは、『ロングボード独特の世界観』です。
ロングボード向きのいい波が割れているとき、そこにはショートボードの世界とは明らかに違う雰囲気があります。
その雰囲気はとても暖かく、和気あいあいとしているのです。
もちろん、サーフスポットが混んでしまったらそうはなりませんが、ロングボードの世界はどこか平和です。
ショートボードの場合でももちろん楽しいファンサーフは可能ですが、根本的に何かが違うのです。
どうして雰囲気が違うの?
もしかしたら、サーフィンをしている時のアドレナリンの出方の違いがあるのかもしれません。これは個人的な感覚の感想ですが、ショートボードのほうがどうしても『ガツガツしなきゃいけない場面』が多いのです。
簡単に説明すると?
ショートボードでは、パドリングやテイクオフなど、『力むシーン』が多くなります。そうすると自然と、『アドレナリン』が出てしまうのではないでしょうか?
ショートボードだとリラックスしにくい?
もちろんショートボードでも、ロブマチャドのように120パーセントリラックスしたサーフィンができれば、そうはならないのかもしれません。
でも僕自身のような一般レベルのサーファーがショートボードに乗ると、どこか『力み』が出てしまうものです。そうすると自然とアドレナリンが生じて、知らない間に『攻撃的な感情』が出てしまうのかもしれません。
ロングボードだったらどうなるの?
ロングボードの場合は、『動』よりも『静』です。仮に『動く』必要があったとしても、そこの基盤には『静かな精神』が存在しているような気がするのです。
ロングボードには、独特の世界観とリズムがあります。
だからこそ、ロングボーダーがショートボードに乗ったときに、『スタイル』が確立されたサーフィンを見ることができるのかもしれません。
サーフボードの中で他を圧倒するグライド感
ショートボードでも、クラシックなフィッシュやシモンズであれば、『グライド感』はあります。
でもロングボードには、到底及びません。
時折ショートボードの売り文句で、『ロングボードのような』と揶揄されることもありますが、それはありえないことです。
ロングボードのグライド感は、ロングボードだけに与えられた特権です。空飛ぶカーペットが存在したらこんな感じなのかな、と思えるような浮遊感があるのです。
乗れる波の選択肢が多くなる
ロングボードの一番の魅力と言えば、これかもしれません。
ショートボードでは乗ることが難しい極小の波でも、ロングボードなら思いっきり楽しむことができます。
それでいて、ショートボードのように無理して加速させる必要がないのです。
ロングで波に乗ったらどうなるの?
一度でも波に乗ってしまえば、風になったかのようにロングボードは走り出します。その疾走感を一度でも体験してしまったら、小波の時にショートボードを持ち出すことが少なくなるはずです。
まとめ
僕自身はまだまだロングボード初心者ですが、いまその魅力にどっぷりとつかり始めています。
ロングボードには、ショートボードでは感じることのできない魅力がたくさんあります。もちろんその逆もあって、ショートボードだけでしか感じることができない楽しさもたくさんあります。
結論から言えば、『どんなサーフボードに乗っても波乗りは最高である』ということでしょうか?
僕たちサーファーの、最高のサーフボードを求める冒険に終わりはありません。
波乗りの魅力は、無限大です。