『若さに対する羨望』は、誰もが持ちうるものです。
それは、サーフィンでも同じです。
若いエネルギッシュなサーフィンには、『その時にしか放てない輝き』があります。
歳を重ねたら若いサーフィンは無理?
歳を重ねた人がそれを無理して真似しようとすると、どこか滑稽(こっけい)に写ってしまうことが多くなります。
もちろん、若さに対抗できる方もいます。年齢からは想像できない、若さに溢れるサーフィンができる人は存在するのです。
ただ、それはすべての人に当てはまることではありません。
できなかったらどうなるの?
若者のようにサーフィンができなくても、波乗りはできます。
歳を重ねた全てのサーファーが、『若者がしているサーフィン』をゴールにする必要は全くないのです。
格好いいサーフィンは若くなくても必ずできる
格好いいサーフィンやスタイルは、決して『若さに対抗すること』や『若くみられたい』という気持ちから生まれるものではないと断言できます。
陸上でも、海の上でも同じです。
それは決して、『諦めている』のではありません。
どういうこと?
歳を重ねているのに『若い人たち』がしているサーフィン、格好や髪型、化粧に身を包んだら、その人自身の魅力が隠れてしまいます。
無理をする必要はありません。
自分の年齢に応じたサーフィンを、楽しむことが一番なのです。
年齢に応じたサーフィンは必ず見つかる
歳を重ねた美しさや格好よさは、誰もが持っているものです。
それは、見た目だけの話ではありません。歳をうまく重ねたサーファーの、内面からにじみ出る格好よさのことです。
若いサーファーが目指すゴールと、歳を重ねたサーファーが目指すべきゴールは違っていいはずです。
努力は必要ないの?
もちろん、筋力をできるだけ保ち、サーフィンを続ける努力は必要です。
ただ、歳を重ねることに抵抗するのではなく、『今の自分』ができる最上級のパフォーマンス』を探すことこそが大事なのではないでしょうか?
サーフィンの形は一つだけではない
わざわざ若くみられようとする必要はないのに、どこか無理をして、『若くみられたい』と自分のサーフィンのスタイルを模索しないことは、『挑戦』しているかのようにも見えますが、実際は『無理をしている』だけです。
自分の年齢と体力にあった楽しいサーフィンは、必ず見つけることができます。その理由は簡単で、サーフィンの形は一つではないからです。
サーフィンには色々な形がある・・・
- 若者に負けないサーフィンが出来る人はできる
- できない人は違う波乗りの形を探せる
それが波乗りなのです。
まとめ
カッコいい大人のサーフィンをする人は、沢山います。
若者から学べる部分は吸収して、その年に応じたカッコいいスタイルを貫いている人たちです。
自分の周りにいる歳を重ねたサーファーは、最高に格好いい人たちばかりです。自分もそんな風に、これから歳を重ねて行きたいと考えています。
古くなって、錆びついていくのかもしれません。
それでも、『輝き』を放つことはできます。
一年前に戻りたいと願うか、今この瞬間の波乗りに夢中になれるかは、自分たちで決められるのです。
来年の自分は、少し古くなった新しい自分です。
波乗りを全力で楽しめることに、何一つ変わりはありません。