若い世代のサーファー達が新しいサーフィンを、未来の波乗りのスタイルを作り上げていきます。
その中で個人的に、もっとも注目しているのがオスカー・ラングバーン。
スタイリッシュなのは、サーフィンだけではありません。彼の発する言葉には、『サーフィンの真髄や原点』が見え隠れしているように思えるのです。
【参考になる外部記事】Oscar Langburnne stars in “dancing barefoot”
【Dancing Barefoot】オスカー・ラングバーンの最新クリップに注目
動画の見所は?
今回、RVCAからアップされたこちらの動画内で、オスカーがこう語っています。
『海の中でただ攻撃的になるひとたちは、自分には格好悪く思える(意訳)』
原文:it’s not cool to me just aggressive guys in the surf(4:09)
『海の中で理由もなく怒るなら、もしもサーフィン楽しめないんだったら、フットボールやボクシング、アグレッシブななにかをしたらいい(意訳)』
原文:being angry for no reason, if you are not having fun, go play footy or boxing or stuffing aggressive(4:45)
このように語るオスカーの目は真剣で、サーフィンに対する確かな意見を持っているのが分かります。
まだまだ彼は若いから・・・
もちろん、年齢を重ねて変化する部分もあるかもしれません。
それでも、オスカーの考えや感性が、さらに新しい世代へと受け継がれていくのです。
その流れにこそ、『サーフィンの進化』が見え隠れしているのではないでしょうか?
若い世代が新しいサーフィンの常識を作っていく
オスカーは、いま何才?
オスカー・ラングバーンは現在16才(2019年時点)。
彼の語る言葉には、『波乗りの原点』を考えさせられる何かがあります。
オスカー・ラングバーンのスタイリッシュなサーフィンは、確実に次の世代のスタイルを生み出していくことでしょう。
無駄に力まず、自分のスタイルを理解しているからこそ、オスカー・ラングバーンらしいライン取りになる。
これこそが、次の世代のサーフィンなのではないでしょうか。
『脱力』
という言葉は、オスカー・ラングバーンのサーフィンにぴったりです。
ロブマチャドがフリーサーフィンで見せる、圧倒的な脱力感を持ちながら存在感のあるサーフィン。
それに通じるものを、現在16才のオスカーが既に持っているのです。
そもそもが、二人は比較するべき対象ではないのかもしれません。
どうして比べたらいけないの?
オスカーのサーフィンは完全にオリジナルであり、彼自身が生み出したものだからです。
オスカーのサーフィンは、『オスカーラングバーン』の波乗りです。
さらにオスカーを模倣した新しい世代が、『新しいサーフィンの形』を定義していくことでしょう。
それを考えたら、わくわくせずにはいられないのです。