今回の記事は、サーフィンを安全に楽しむために絶対に必要な『入水前と入水後の確認事項』についてです。
サーフィンの前と後に確認作業を行うだけで、多くのアクシデントを防ぐ事ができます。どんなに忙しくても、安全のための確認はしっかりと行うようにしましょう。
フィンがしっかりと固定されているか確認する
海に入る前に、フィンがしっかりと固定されているかどうか確認しましょう。ネジの締め付けが悪いと、フィンが衝撃で外れてしまうことがあります。
またセッションの途中にフィンがぐらつき出すだけで、海から上がらければならなくなります。
何を確認したらいいの?
ネジの締め付けが十分かどうか確認し、フィンがきちんと固定されているか必ず事前にチェックしましょう。
リーシュコードの状態
リーシュコードの状態を確認することは、安全にサーフィンを楽しむために必要不可欠です。
リーシュコードの状態を確認する上で見るべきポイントはこちらの3点です。
ベルクロに砂やゴミがついていないか
ベルクロに砂やゴミが付着していると、何かの拍子で外れて来てしまうことがあります。
砂の取り方にコツはないの?
砂が付いている場合は、堅めのブラシや亀の子ブラシでこすり取りましょう。そうすると簡単に取れて来ます。
ジョイントの部分に破損がないか
リューシューコードのジョイント部は、プラスチックでできたものが多いです。経年劣化で亀裂が入ってくるため、必ず破損がないか確認してください。
コード部分に亀裂がないか
入水する前に、念のためコードの部分もしっかりと調べましょう。
少しでも切れ目があるのであれば、すぐに捨ててください。リーシュコードはケチらずに、新品のものを購入しましょう。
リーシュ用の紐(リーシュストラップ)の状態はどうか
リーシュとサーフボードをつなぐ紐(リーシュストラップ)の状態も、毎回確認する必要があります。ほつれてきていたら、すぐに交換するのが最善策です。
また、目に見える劣化がなくても、定期的に新品に交換することをお勧めします。
サーフボードの状態
入水後は、サーフボードの状態をしっかりと確認しましょう。特に重要なのは、破損や亀裂が発生していないか確かめることです。
傷があるとどうなるの?
亀裂が入っていると、サーフボード内部に水が侵入してきてしまいます。リペアが必要な箇所がないか、しっかりと調べるようにしましょう。
毎回する必要はありませんが、ワックスを取り除いてデッキ部の状態を調べることも大事です。
ワックスを塗り替える時などに、確認作業をしっかりと行うようにしたいところです。
まとめ
入水前にサーフボードやリーシュの状態を確認することは、安全にサーフィンを楽しむために必要不可欠です。
波のサイズが上がった時、リーシュはサーファーにとっての『命綱』です。セッション中にリーシュが切れると、非常に危険です。
事前に確認するだけで、ほとんどのアクシデントを防ぐ事ができます。可能であれば、入水後と入水前に二重に確認するのが一番です。
サーフィンを思う存分楽しむために、安全確認をしっかりと行うようにしましょう。