皆さんも一度は、手と指を使ったこのジェスチャーを見たことがあると思います。
この手のジェスチャーは、『シャカ(Shaka sign)』と呼ばれています。このジェスチャーはハワイで誕生しました。
親指と小指だけを開いたこの特殊なジェスチャーは、『ポジティブな気持ち』を伝えるためにあります。
どんな場面で使えるの?
基本的には挨拶で使用されることが多いですが、車の運転で道を譲ってもらった時などに感謝の意を伝えることもできます。
シャカサインはもともと、1960年代にハワイのローカルサーファーによって使われていました。それを見た海外のビジター達が、それぞれの国に持ち帰ったと言われています。
ほかの呼び名もある?
シャカは別名、『ハングルーズ』とも言います。このジェスチャーは非常にポジティブな意味合いを持っています。ジェスチャーが持つ意味は様々ですが、元々は『アロハの精神(Aloha Spirit)』を伝えるためのものです。
アロハの精神とは、『相手を思いやりお互いを尊重し合う気持ち』のことです。
シャカのジェスチャーで表現できる気持ち
- 友情
- 理解
- 同情
- 結束
- 団結
- 尊敬
- 許し
シャカのジェスチャーで伝えられることリスト【サーフィン中】
先ほどのリストであったように、『シャカ』はサーフィンのポジティブなシーンで使うことができます。
例えば、こんなシーンでも使うことができます。
例)サーフィン中、誰かが本当に気がつかずに前乗りをしてしまいました。そのサーファーは、前乗りをしてしまった相手に対して心から謝罪しています。
このときに前乗りされたサーファーは、返事として『シャカ』のジェスチャーができます。
どんな意味になるの?
シャカを使えば、『気にしなくていいよ、大丈夫』というポジティブなメッセージを伝えることができるのです。
もちろんシャカは、単純な挨拶に使うこともできます。そのほかにシャカが使えるシーンの例はこちらになります。
- 気にしないで
- 大丈夫だった?
- 元気?
- おはよう
- こんにちわ
- またね
- ありがとう
- 大丈夫だよ
- 元気だよ
- 調子どう?
これ以外のシーンでも、自分にある『ポジティブ』な気持ちを伝えたい時に使うことができます。
シャカのジェスチャーを使うべきではないシーンとは?
ただし相手が怒っている場合など、このジェスチャーを使うべきではないシーンも存在します。相手が悲しんでいるときも使うべきではありません。厳粛な場面など、『シャカの雰囲気』が合わない場面は以外と多いです。
『シャカ』はあくまでも、気軽でカジュアルなシーンで使うようにしましょう。
まとめ
ハワイではなくても、海外にサーフトリップに行った時に『シャカ』のジェスチャーは役立ちます。
すごいライディングをしたサーファーに対して、敬意の意味を込めて『シャカ』をすることも可能です。
言葉がわからないサーフトリップ先でも、『ポジティブな気持ちを相手に伝えたい』と感じたら、シャカのサインを相手に送って見てください。
きっと、心が通じ会えるはずです。