サーフィンしていると、周りの仲間からアドバイスを受けることがあります。
それをしっかりと聞くかどうかで、上達の速度は大きく変わります。その相手が、自分よりも技術的に下だと思っていても、同様です。
当然のことですが、自分の頭の中で思い描いているサーフィンと、実際にみんなが見ているものには差があるものです。
その差をいかに埋めるかが、上達のコツなのです。
他人の意見に耳を傾けると向かうべき道が見えてくる
自分と全く違うサーフィンを志している人からのアドバイスは、ごく稀に『実行しなくていいもの』も混じっています。
聞き入れなかったとしても、それらのアドバイスは役に立つ貴重なものです。
どうして?
自分の目指している方向性との違いを、推し量ることができるからです。アドバイスというものは、必ずしも『正解』である必要はありません。
例えばあなたが、『通常時はできる限り内股でスタンスを広げず、ターンの時だけ後ろ足をステップバックさせるサーフィン』を目指しているとします。
パフォーマンスサーフィンに精通している人がそういうスタイルを見たとしましょう。
そうするとその人は、『後ろ足は常にフィンの上に置くように』と、アドバイスをくれる場合があります。そのような時こそ、自分のサーフィンの方向性を確かめる機会になるのです。
簡単にまとめると?
大切なのは、どんな場合であっても、『アドバイスを聞くことが大前提』にあることです。
そうすれば、自分の向かうべき方向に軌道修正しながら、最短距離でゴールに到達できるからです。
最終的に何を信じて練習すればいいの?
もちろん、最終的に信じるのは、『自分の感覚』です。
指導者と自分のやりたいことにズレがあるのは当然のことですし、『それが自分のスタイルだ』と確信を持っているのであれば、それを伸ばすことは悪いことではないはずです。
仲間の言葉が自信につながる
他人の言葉に素直に耳を傾けられるようになると、他にもプラスになることがあります。
どんなこと?
それは、褒められた時に起こります。他人の言葉に耳を傾けることに慣れていない人は、褒められた時にも素通りしてしまいます。
- どうせお世辞だろう
- 対して見てもいないのに
と言った具合に、褒められてる状況を認めようとしないのです。
アドバイスに耳を傾けれれる人はどうなの?
普段から他人のアドバイスに耳を傾けている人は、『褒め言葉』も100パーセント聞くことができます。
そうするとどんな利点が?
『褒め言葉』を聞き入れることで、『自信』に繋がっていきます。自分のサーフィンに自信を持てるようになると、今までできなかったパフォーマンスができるようになるのです。
- 自信を持つこと
- 褒められること
- もっと自分のサーフィンを魅せたいと思えるようになること
その積み重ねこそが、サーフィンの上達に必要なことなのです。
まとめ
褒められた時に素直に喜ぶことができれば、サーフィンの上達は確実に早くなります。
自分のサーフィンに、もっともっと自信を持っていいのです。
それは決して、『現状に満足してしまう』ということではありません。
『自信』は、より高い場所へ向かうための『勇気』となり、空を飛ぶための翼になります。
だからこそ、『誰かのアドバイス』には真剣に、耳を傾けるべきなのです。