『つまらない』『人生に疲れた』『楽しくない』『やることがない』とつぶやきたくなる事は、誰にだってあります。
僕自身もサーフィンを始める前は、『やる事ないな』とよく呟いていました。仕事ばかりで、夢中になれることを探す時間がない人も多いと思います。
サーフィンで人生が変わる?
サーフィンと聞くと、いいイメージを持てない方もいるかもしれません。
もしも、サーフィンをやったことがないのに悪いイメージを持っているのであれば、すごく損をしていると思います。
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できない理由を探す前に実際に挑戦してみる
『海の近くに住んでいない』
『若くないし』
『時間がない』
『仕事で疲れてる』
『忙しい』
サーフィンができない理由を見つけるのは簡単です。1日だけでいいので、一度サーフィンに挑戦してみましょう。
始めるにも道具がないし・・・
道具を初めから買い揃える必要はありません。
レンタルボードでじゅうぶんです。サーフィンには人生を変える力があります。
向き不向きがありますが、『サーフィンが本当に好きになってしまう』と、時にはサーフィン以外考えられなくなってしまいます。
波があるときは、明日が楽しみで眠れないことがあります。そのぐらい、夢中になれることってなかなかありません。
もちろん、サーフィンがつまらなければ辞めてもいいです。ただ、ある壁を越えるまでサーフィンに通い続けると、道がパッと開けてきます。
僕の人生は、サーフィンが変えてくれました。
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『人生に疲れた人』にサーフィンを勧める理由
生きるのって大変です。辛いことがたくさんあるし、希望を見出すことも簡単なことではありません。ではどうやったら、前向きに楽しく生きていくことができるのでしょうか。
一番大事なのは、『未来が楽しみ』という気持ちを持つことだと思います。
サーフィンが前向きな気持ちを作ってくれる
明日が楽しみだと、生きるのが楽しくなります。
『来週、いい波がくる』という情報が手に入ったら、来週までワクワクした気持ちが続きます。
遠足前の気持ちを覚えていますか?
『明日が楽しみで、布団に入ってもなかなか眠れない』そんな気持ちです。
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サーフィンを始めたらあなたの人生が変わる
もしも、現在の人生に疲れているのなら無理してその場にとどまる必要はありません。新しいことに挑戦すれば、新しい人生を見つけることができます。
もちろん何か強い理由があって、辛いことをし続けなければならない人もいると思います。そんな人は、なんとかしてサーフィンをする時間を探して見ましょう。
サーフィンって簡単なの?
サーフィンは簡単なスポーツではありません。
沖に出る恐怖心や、波に飲まれたときの衝撃は相当きついです。
サーフィンをしている人で、海に癒されると感じる方は多いです。ただし、そういう癒される感覚が得られるレベルになるまでには、ある程度の時間がかかります。
初心者のうちは、海に癒されるというよりかは、けちょんけちょんにされます。サーフィンができるようになるまで、何回も海水を飲むことになります。
沖に出ようとしても、出られない。
波に乗ることすらできない。
上手い人がスイスイ波に乗っている横で、サーフボードごとひっくり返ったりします。はずかしい思いもたくさんします。
ルールをしっかり守らなければ、他のサーファーに注意されることでしょう。
億万長者だったとしても、身分が高くても、海の上ではなんの役にも立ちません。完全なる実力社会なサーフィンは、上手い人が波に乗るという単純な仕組みで成り立っています。
人生を楽しむためのスタートラインに立つ
波に乗りたいのであれば、沖に出る必要があります。沖に出ることをサーフィン用語で、『パドルアウト』と言います。
サーフィンは、波に乗ったところからスタートするものではありません。波に乗れる場所まで、パドルアウトしなければならないのです。
沖に出るだけじゃないの?
このパドルアウトが簡単ではないのです。聞いただけだととても簡単そうですが、うちよせる波を何回も乗り越えて沖に出るには、コツと時間が必要です。
下手をすると、初心者は沖にすら出れないかもしれません。そのぐらい大変なことなのです。
これは、人生と似ていると思います。
岸から海を見ているだけでは、波に乗れることは一生なしとげられないのです。挑戦する一歩を踏み出し、幾多の困難を乗り越えて、ようやくスタートラインに立つことができます。
スタートラインに立った後、そこからが本当の戦いです。
これは、他人と争うという意味ではありません。
自分との勝負です。
『にげたい』
『帰りたい』
『疲れた』
『自分には無理』
これらの、ネガティブな気持ちを吹き飛ばさなければ、波に乗ることはできません。
もちろん、自分のレベルをはるかに超えた波が打ち寄せている場合は、『見学する』ことを選ぶ必要があります。見て学ぶことによって、次の自分のサーフィンに生かすことができます。
サーフィンは頑張らなければ波に乗れませんが、無理のしすぎも禁物です。
サーフィンは人生に似ていると思いませんか?
波はあなただけのステージ
サーフィンの基本ルールの一つに、『一つの波に乗れるのはひとりだけ』というものがあります。サーフィンを始めたら、この基本ルールを守らなければいけません。
綺麗に左右に割れる波であれば、一つの波に対して二人乗ることも可能なときはありますが、基本的には『一つの波に乗るのは一人のサーファーだけ』です。
波に乗ったらみんなに注目される
サーファーの乗る波をステージと考えることもできます。他のサーファー達は、波に乗ったサーファーの一挙一動を見つめています。誰かが素晴らしいサーフィンをしたら、歓声が上がることもあります。
『誰もがステージの上に立つことができる』のも、サーフィンのいいところです。
サーフィンが上達して波に乗ることができるようになれば、その波はあなただけのステージになります。
サーフィンを始めるのに遅すぎるということはない
サーフィンは、年齢を重ねた後にでも始めることができます。何か新しいことに挑戦したいときに、年齢的に遅すぎるということはありません。やって見たいのであれば、挑戦して見ましょう。
サーフィンには年齢制限がない
もちろん、サーフィンのルールはしっかり守る必要があります。年功序列のルールは、サーフィンには存在しません。
どんな身分でも、どんな年齢でも、他のサーファー達にしっかりと敬意を払いましょう。
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まとめ《人生に疲れてる人はサーフィンを始めよう》
サーフィンは、人の人生を大きく変える力を持っています。サーフィンが本当に大好きなサーファーの生き方は、とてもシンプルです。
サーフィンを始めると不思議なことが一つあります。それは、乗った波の一つ一つを鮮明に思い出すことができるというものです。1年前でも、2年前でも同じです。
物忘れが激しい僕でさえも、昔に乗った波を鮮明に思い出すことができます。どんな波だったとしても、波に乗った体験が色あせることはありません。
サーフィンを通じて海で出会う仲間、一つ一つの波、潮のにおい、日焼け止めの匂い。
サーフィンを始めたら、あなたの人生がより充実したものになることを断言できます。
ぜひ、サーフィンを始めて見てください。
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