サーフボードは、ワックスを塗らないと滑ります。ワックスを塗ることにより、足とサーフボード間にグリップ(摩擦)を生み出します。ワックスは、サーフィンに絶対に必要なアイテムです。
サーフィン用ワックスの原材料は?
サーフィンのワックスの主原料は、「ろう」です。ブランドごとに独自の配分があり、そのほかの原料を混ぜ合わせて作ります。
サーフィンのワックスは環境に悪い?
「ろう」の別名はパラフィン、石油から分離された素材です。
石油由来なの?
石油が元でできているため、議論されることがあります。
ほかの原材料も環境に悪いものが多いため、サーフィンのワックスが問題視されることがあります。
実際の自然破壊への影響はわかっておらず、『悪い影響がない』という意見もあります。
僕自身は、通常のサーフワックスを使用しています。
ワックスの種類
種類別の海水温度を記載します。サーフィン用ワックスの使用温度は、ブランドにより違います。記載した数値は、あくまでも目安になります。
塗り方にコツはないの?
僕の場合は季節を問わず、トロピカルワックスをベースにしてその上にクールワックスを塗ります。
ワックスの塗り方や、使用する製品には個人差があるので、色々試してみましょう。
COLD(コールド)
水温が冷たい、冬に使用するワックスです。使用温度の目安は14度以下になります。
COOL(クール)
海水温が、12度から20度の間に使用するワックスです。
WARM(ウォーム)
17度から25度の海水温が使用目安なワックスです。
TROPICAL(トロピカル)
海水温が25度以上の海で、必要になるワックスです。
ワックスの温度別表(目安)
COLD(最も柔らかい) | 14℃ |
COOL | 12〜20℃ |
WARM | 17〜25℃ |
TROPICAL(最も硬い) | 25℃以上 |
BASE | ベースとして使用する |
記事作成の参考にしたウェブサイト Surf Wax Museum (英語)
サーフィンのワックスの情報が盛りだくさんのウェブサイト(英語サイト)です。年代物や、希少なサーフィン用ワックスのコレクションがすごいです。気になる方はチェックしてみてください。
まとめ
テイクオフの際に、つるりと滑ってしまっては、サーフィンが始まりません。
サーフィン用のワックスは種類が多く、初心者の頃は悩むと思います。でも、色々試しているうちに『理想のワックス』が見つかるはずです。
ワックスの適応温度は参考程度にして、臨機応変に使い分けて行きましょう。
ワックスの塗り方も同様です。