テール形状には、様々な種類があります。先の尖ったものや、フィッシュのようにテールが分岐しているものなど。
波のコンディションにも左右されますが、『先の尖ったテール』ほどピポットターンがしやすくなります。『丸いテール』は、半径の大きな円を描いたようなターンが可能になります。
次の項より、種類ごとに説明していきます。
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ピンテール
ピンテールは先が尖った形状が特徴です。
先が尖っているとどうなる?
テールの表面積が小さくなるため、水中にサーフボードのテールを沈めるのが容易になります。コントロール性能が高く、ガンボード(大波用のサーフボード)にもよく採用されるテール形状です。
テール形状が大きいほど『サーフボード後方の浮力』が増えます。そのことからピンテールのサーフボードは、小波には不向きです。
ラウンドテール
ラウンドテールは、テール部が丸みを帯びているのが特徴です。
『ラウンドテール』は、『バレルに適したサーフボード』と言われています。
小さい波ではどうなの?
ピンテールより表面積が増えた分、『サーフボード後方の浮力』が増えます。それにより、力のない波でもスピードをつけることができます。
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ラウンドテールのサーフボード
スクウォッシュテール
現在のショートボードシェイプで、最も一般的なテール形状です。テールに角があり、スピードがついた際もターンのきっかけを作るのが容易です。
スクウォッシュは、使いやすいテール形状なの?
適した波が多く、レールも入れやすいです。スクウォッシュは、オールラウンダーなテール形状だと言えます。
スクウォッシュテールのサーフボード
- FIREWIRE サーフボード ショートボード
- GAMMA ガンマ [HELIUM ヒリアム]
- サイズ:5’0/5’2/5’4/5’6/5’8/5’9/5’10/5’11/6’0/6’2/6’3/6’4/6’6/6’8
- カラー:デッキ・ホワイト / ボトム・ホワイト
- FINシステム:5FIN (FCS2)
フィッシュテール(スワローテール)
フィッシューテールは、サーフボード後方でテールが二手に分かれています。フィッシュ系のサーフボードのテール形状になります。
スワローテールは、テール部分の幅が『フィッシュテールよりも狭くなっているもの』です。
サーフボード後方部の表面積が増えるため、小さい波でもスピードを得るのが容易になります。
スワローテールのサーフボード