サーファーに、車は必要不可欠です。
家の目の前がサーフスポットであったとしても、他のポイントを車でチェックできた方が効率的です。僕自身も海の目の前に住んでいますが、車でサーフスポットへ向かうことが多いです。
重装備になる冬の間は、車の存在が大きくなります。
どうして冬の間に車があったらいいの?
車があれば、着替えた後に暖をとることができるからです。
自転車やバイクでも、サーフスポットに向かうことは可能ですが、冬の間は寒さとの戦いになってしまいます。
今回の記事では、『サーファーにとって理想的な車はどれか』考察しました。
サーファーが車に求めること
サーファーが、車に求めることとはなんでしょうか。簡単なリストにすると以下のようになるはずです。
- スタイルがある
- 長距離ドライブが苦にならない
- 燃費がいい
- サーフボードが車内に入る
- 車で寝れる
スタイルがある
車を購入する上で最初に重要なこと、それは『見た目』です。いくら燃費が良くても、見た目が自分の好みでなければ後悔することになります。
見た目が良ければ全て良し・・・
機能性だけを追い求めることももちろんできますが、歴史のある車には強い存在感があります。
大事なのは、自分が車に求めることが何かをしっかりと理解しておくことです。あなたが旧車に乗りたいのであれば、乗るべきです。
小さな問題に対して目を潰れるのであれば、スタイルを追求することは格好がいいことだと思います。
長距離ドライブが苦にならない
サーフィンにとって必要不可欠なのが、『その日のベストなサーフスポットを探すこと』です。
ときには、数時間ドライブをして目的のサーフスポットに向かうこともあります。その際に重要なのが、『長距離ドライブ』が苦にならないことです。
サーフトリップに適した車を購入することで、快適なサーフィンライフを送ることができます。
燃費がいい
燃費がいいことも非常に重要です。サーフトリップのガソリン代を節約することができれば、それに越したことはないはずです。
旧車の燃費は悪い・・・
何も考えずにスタイリッシュな古い車を購入すると、燃費の悪さや故障の多さに頭を悩ませる人がいます。
後悔しないために、妥協する部分を明確にしてサーフィン用の車を購入することが大事です。
サーフボードが車内に入ること(積載スペースが多い)
サーフボードが車内に入ることは、非常に大きな利点となります。
車内に積載できれば、サーフボードに不本意な衝撃がかかるのを防げるからです。軽自動車であったとしても、ショートボードであれば楽に積むことが可能です。
軽自動車はどうなの?
軽自動車にロングボードを積むのは難しいですが、車種によってはミドルレングスまでなら積むことが可能です。
大事なサーフボードは車内に保管したいところです。
友人同士でサーフィンに行く場合、積載スペースが多いと便利です。
ルーフキャリアを使用する場合
ルーフキャリアなどを使用してサーフボードを積むことも可能ですが、走行中に落下してしまう可能性があります。
ルーフラックを使用する場合は、走行速度に気を使うこと、確認作業を怠らないことが大事です。大きな事故につながる可能性があるので、何度も確認作業を行ってください。
ルーフキャリアでサーフボードは大丈夫?
ルーフキャリアを使用する場合は特に、サーフボードバッグやソックスを使用しましょう。
サーフボードは『ワレモノ』です。大事に扱わないと、傷がすぐに入ってしまいます。サーフボードは、強い衝撃が加わるとすぐに凹んでしまうものです。
車で寝れる
車に十分なスペースがあれば、仮眠をとることができます。
サーフセッションの合間に仮眠ができれば、快適なサーフィンライフを送ることができます。
泊まり込みでサーフトリップに行く場合でも同様です。車で寝ることができたら、長期間のサーフトリップも苦にならないはずです。
どの車種がおすすめ?
ハイエースを代表とした十分な積載スペースが確保できる車種であれば、ベッドや棚を作ることができます。
そうなれば、移動する家のようなものです。サーフボードを積んだ状態でも、快適なバンライフを送ることができることでしょう。
サーファーにオススメの車
ここからは、僕自身がサーファーにお勧めする車の紹介になります。
VolksWagen bus
色褪せることのないフォルクスワーゲンの名車。
時が経とうとも、デザインが色褪せることはありません。バンであれば簡単にサーフボードを積めることも、サーファー達に人気がある理由です。
Volvo
個人的に大好きな外車です。
ボルボには、頑丈なボディと飽きの来ないデザインがあります。
安全な車といえば・・・
バン仕様のボルボをチョイスすれば、サーフボードを積めるスペースが十分にあります。ボルボがあれば、サーフトリップで困ることはないでしょう。
Dodge Ram Van
ラムバンは、現在も多くのファンを魅了しています。
カッコよすぎるスタイル・・・
ラムバンがあれば、充実したライフスタイルを堪能できるはずです。国産車にはないスタイルがあり、憧れるサーファーも多いです。所有していることで満足できる、大人の車です。
Chevrolet Chevy
ヤシの木が似合う美しすぎるアメ車。
広いスペースと豪快なパワーは存在感抜群。70年代のChevroletの佇みは威風堂々という言葉がぴったりだと思います。
トヨタハイエース
圧倒的なスペースがある国産車の代表です。運転もしやすく、車で寝ることも容易にできます。
力もあるため、高速運転も苦になりません。ハイエースには、僕自身もしばらく乗ったことがあり、大きな不満は一度も出たことがないです。
やっぱり国産車が一番!
ハンドリングもしやすいため、長距離運転もラクラクです。
ハイエースは、泊りがけのサーフトリップに適した、素晴らしい車だと言えます。
バモス
維持費をできる限りかけたくないのであれば、軽自動車は素晴らしい選択肢です。
サーフボードを積むためのスペースも、十分に確保できるため快適なサーフィンライフを送ることができます。
軽自動車はパワーがないんじゃ?
軽自動車だからといって、パワーがないわけではありません。最近の軽自動車には十分なパワーがあります。もちろん排気量のある車には敵いませんが、長距離ドライブも十分に可能です。
まとめ
古い車を維持するのは、大変なことです。トラブルがないサーフトリップを楽しむために、車のメンテナンスは欠かせません。
古い車には、サーファーを強く惹きつける魅力があります。そのデザインは、国産車、輸入車問わず多くの人を魅了しています。ただし、維持費の面では最新の国産車と比べると高くつくことは間違いありません。僕自身も1971年式のバイクを所有していたことがあったのですが、不具合が出たときに交換用のパーツがないことは日常茶飯事でした。
古い車を所有したい場合、『最低限のメンテナンスが自分でできるかどうか』も重要です。小さな故障のたびに修理に出していたら、費用がかさんでしまうからです。
交換用のパーツがなくて、途方にくれることも良くあることです。そんな時に、入手困難なパーツを自作してくれる知り合いがいれば心強い味方となります。
古い車やバイクには、排気ガスや燃費など環境面に問題があるのも事実です。ただ、旧車が持っている『ガソリンと鉄の匂い』は最高に魅力があるものだと断言できます。電気自動車の進歩は止まりませんが、70年代以前の車が放つ独自の魅力を超えることは難しいと思います。
自分の大好きな車であれば、お金を出す価値は十分にあるはずです。
『大好きな車に乗って、大好きなサーフィンに行くこと』
それは、人生においてすごく大事なことなのではないでしょうか。