冬は、『サーフィン上達の大きなチャンス』です。
閑散とし始めるビーチと共に、海に入るサーファーは少なくなって行きます。もちろん、本当にサーフィンが大好きな人たちは年中海に入っています。寒い冬でも関係ありません。
サーファーの数が減ると、波に乗れる回数が増えます。
きちんとした防寒対策をとれば、『冬サーフィンは上達の近道』です。
あなたがこの記事を読んでいる理由は、『冬でもサーフィンがしたい、もっとうまくなりたい』という気持ちがあるからです。
今回の記事は、『防寒対策』と『冬サーフィン』についてです。
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冬サーフィンをするべき、たったひとつの理由
冬サーフィンをすすめる最大の理由は、このひとつだけです。
『冬のサーフスポットは空いているため、多くの波に乗ることができる』
多くの波に乗ることができる冬だからこそ、サーフィンをするべきなのです。
波に乗れる回数が増えるとどうなるの?
サーフィンは、波を待つだけのものではありません。単純に、波に乗った回数が上達のスピードに比例していきます。
きちんとした防寒対策をとれば、冬サーフィンは波に乗れる絶好のチャンスなのです。
寒い海に入るために必要な心構え
冬サーフィンに絶対に必要な気持ちがあります。
それは、
『サーフィンがしたい』
『サーフィンがうまくなりたい』
『いい波に乗りたい』
と言う強い気持ちです。この気持ちを再確認することは、初心者サーファーから卒業の試練でもあります。
サーフィンを始めた理由は、サーファーそれぞれにあると思います。
『モテたい』『なんとなく暇だから』『サーフィンってかっこいい』『友達もやってるし』』などなどです。
大抵の初心者サーファーは、冬にサーフィンを辞めてしまいます。
冬にサーフィンを辞めてしまう人たちは、これらの『サーフィンを始めた理由』から抜け出せずにいるからです。『モテたい』からサーフィンすると言う気持ちだけでは、冷たい海に入ることはできません。
どんな気持ちなら冬でもサーフィンができるの?
冬にサーフィンをしている人たちは、『いい波にもっと乗りたい』と言う強い気持ちで、冷たい海に入っています。
だからこそ、上達のスピードが早いのです。
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冬サーフィンの注意点【低体温症】
体が冷えたと少しでも感じたら、すぐに海から上がりましょう。入水前の準備体操も、非常に大事です。夏よりも時間をかけて入念に行いましょう。
低体温症というものは突然やってきます。夏だったら、『もう一本だけ』と波を待つことに危険性はありません。
しかし、冬のサーフィンだとどうでしょうか?
体が震え出したら危険信号です。体から体温が奪われ過ぎてしまうと、パドルすらできなくなります。
冷えたと感じたら、すぐに海からあがりましょう。
冬サーフィンのための防寒対策
ウェットスーツ
寒い冬でサーフィンをするために必要不可欠なもの、それは『高価なウェットスーツ』です。これは僕の経験談ですが、『ウェットスーツは高い方が断然いい』です。少々動きにくいですが、5mmのウェットスーツがオススメです。
水温ごとのウェットスーツ選び方は、過去記事にまとめてあるので参考にしてください。
防寒ブーツ、防寒グローブ
冬サーフィンの防寒対策として有効なのが『防寒ブーツや防寒グローブ』の着用です。
体は、手足の先から冷えていきます。しっかりと手足先の防寒対策をしていると、体の冷える速度がまったく違います。
防寒フード
『フードをかぶった外見』が嫌いな人は多いですが、効果は非常にあります。騙されたと思ってかぶってみて下さい。
海に入れる時間が長くなれば、波に乗れる回数が増えます。
着替え用ポンチョ
冬の着替えは、修行です。冷たい風が体を冷やします。
ポンチョがあれば、ウェットスーツへの着替えが快適になります。
体全体を覆ってくれるので、寒さは激減します。
まとめ
最後にもう一度繰り返します。
冬サーフィンは、絶対にするべきです。寒いのは辛いです。しかし、サーフィン上達を心から願うのであれば、冬の海にいくべきです。
冬サーフィンは、『波にたくさん乗れる』チャンスです。寒さの対策をしっかりとって、冬サーフィンを楽しみましょう。
夏の間は、早朝サーフィンのために苦いコーヒーを飲んでいた人もいると思います。
それももう必要ありません。
足を冬の海に入れた瞬間に、どんな眠気もふきとぶことでしょう。ダックダイブの時に感じる水の冷たさは壮絶です。
そのダックダイブの向こうに、サーフィンが急激に上達したあなたがいます。
どうしても寒さが苦手な方は、冬の間にサーフトリップをするのもおすすめです。