サーフィンの世界には、『ローカル』という言葉があります。
簡単に言えば、サーフィンスポットの『地元サーファー』のことです。
『ローカル=悪』ではないのを認識しましょう。地元の海と秩序を守るのが、ローカルサーファーの本来の立ち位置です。
ローカルが、ルールを無視したサーファーに注意する理由
ルールを無視して注意されるのは、当然のことです。お互いに怪我をする可能性がある以上、注意しなければいけません。
ローカルと聞くと、初心者にとっては怖い存在かもしれません。
大事なのは、『サーフィンのルール』をしっかりと守って謙虚な気持ちで海に入ることです。
そうしていれば、ローカルの人たちも受け入れてくれるはずです。もしも自分が間違えたことをしたのであれば、心から謝りましょう。
海は、誰のものでもありませんが、ローカルは尊重しましょう。
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海の秩序を守るローカルといい関係を築こう
残念ながら、勘違いしている『ローカルサーファー』も中にはいます。
地元だから威張っていいと思っている人、前乗りしてもいいと思っているサーファーはいます。
そういう部類の人たちは『本当のローカル』ではありません。そういう人たちと揉めるのは、時間の無駄です。
距離をとってサーフィンをしましょう。
ローカルサーファーといい関係を築くためにできること
知らないサーフスポットで集団入水はやめよう
2人か3人なら問題ありませんが、よくないのはそれ以上の集団でポイントに入ることです。
混雑しているポイントであれば、別々に入るか、空いている場所を別に探すのがマナーです。
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波を譲る気持ちを忘れない
例えば、たくさんのローカルサーファーがショートボードを楽しんでいたとします。
あなたが持っているのは、ロングボードでした。アウトにいれば、波をほとんど取れてしまう状況です。
そんな時は、欲張りすぎず『波』を譲りましょう。
謙虚でいれば、次の波が来た時に譲ってもらえることがあります。
ローカルをリスペクトする
海は誰のものでもありません。ですが、ローカルへのリスペクトは絶対に必要です。
『海はローカルだけのものじゃない』という態度は、いい結果を生みません。
空気を読もう
時々、どんよりとしたピリピリしているサーフスポットに遭遇することがあります。
空気の悪いサーフポイントでサーフィンを続けるのは、楽しいものではありません。「なんかやな空気だな」と感じたら、距離を置いたりセカンドピークを探すのも有効です。
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まとめ
サーフィンは楽しむものです。謙虚な気持ちでサーフィンを楽しめれば一番だと思います!
サーファー同士が揉めると、サーフスポット全体の空気が一瞬で変わります。ピリピリした空気でするサーフィンは、みんな嫌いです。
どうしても、近場のサーフスポットが好きになれないのであれば、海外へのサーフトリップを検討してみてはどうでしょうか?