今回の記事は、サーフスケート特集です。僕も一台持っていて、波がないときに遊んでいます。
まずはこちらの動画をご覧ください。サーフスケートがどんなものかわかると思います。
スケートがサーフィンに活かせるの?
サーフスケートは、サーフィンの陸上トレーニングとして最適だと言えます。
陸上練習は効果がないと言う方もいますが、サーフスケートはアメリカのナショナルサーフィンチームの練習に用いられているほどです。
サーフスケートを用いて正しい練習すると、サーフィン上達に確実に効果があります。
サーフスケートと通常のスケボーの違い
サーフスケートとスケボーの大きな違いは、『トラックのシステム』です。トラックとは板とウィール(車輪)の間にある金属でできた部品のことです。
サーフスケートの場合は何が違うの?
サーフスケートは、ベアリングを利用した特殊なトラックを使用しています。
サーフスケートの最も大きな特徴は、ベアリングの反発力が推進力に変わることです。
サーフスケートは通常のスケボーと比べると『不安定』です。
どうやったら安定するの?
安定してスケートをするためには、スピードがついていることが重要です。その点は、サーフィンに似ていると思います。
サーフスケートがサーフィンのトレーニングに適している理由
サーフィンとスケートボードは全くの別物です。スノボーができてもサーフィンができないのと同じことです。
コンクリートは波とは全く別物ですし、動くこともありません。
それなのにどうして陸上トレーニングとして適しているの?
サーフスケーどがサーフィンのトレーニングとして適している理由は、『イメージ練習を反復して行えるから』です。
サーフィンでは難しい、『同じ体の動作を繰り返すこと』がサーフスケートであれば可能になります。
スポーツの世界において、イメージトレーニングが高い効果を発揮することはすでに証明されています。
【参考になる記事】【運動と同じ効果!?】スポーツ選手が覚えておきたい「正しいイメージトレーニングのやり方」
それは、サーフィンでも同じです。サーフスケートを用いて、サーフィンのイメージトレーニングを繰り返すことができれば、確実に上達に直結して行きます。
サーフスケートなら反復練習ができる
サーフスケートの一番の利点は、何回も反復して練習できることです。
サーフィンは、波に乗らなければ動作の練習ができません。自分のしたい動作に適した波がこなければ、練習すらままならないのです。
スケートがあれば反復練習が可能。
サーフスケートであれば、自分のやりたい動作を反復して練習することができます。体の動かし方を学んだら、あとはサーフィンに落とし込むだけです。
サーフスケートの欠点
サーフスケートでは、変化する波に対して合わせていくタイミングが学べません。
サーフィンにおいて重要な要素である『波に合わせるタイミング』を学べないことは、サーフスケートの欠点です。
また、サーフスケートでは『レールを入れる動作』を学ぶことができません。
サーフスケートの体重移動は、サーフィンと似て非なるものです。華麗なターンがサーフスケートでできる人でも、サーフィンではできません。
どうしてできないの?
その理由は、レールを波に入れると言う動作が欠如しているからです。これは、サーフスケートとサーフィンの大きな違いだと言えます。
サーフスケートでは、『正しいレールワーク』が学べません。
しかし、腕の動きや目線の向きなどを、反復して『サーフィンの動作』を体に覚え込ませることができます。
サーフスケートで重要なのは、『サーフィンとは違うけど、活かせる事を探す』と言う気持ちです。そうすれば、必ずサーフィンの技術向上に落とし込んでいけます。
サーフスケート練習方法論【サーフィンに活かすコツ】
サーフスケートの練習で最も重要なのは、『イメージをふくらませること』です。
腕の動かし方や目線など、実際にサーフィンしているときの気持ちになって練習することが大事です。イメージ練習は、スポーツ上達に大きく貢献します。
サーフスケートの陸トレをサーフィンに活かすコツは?
サーフィンと違う事を探すのではなく、サーフスケートから学べる事を探してみてください。自分のなりたいサーファーのスタイルをイメージして、サーフスケートしましょう。
ただ単純にスケボーをするのではなく、『波に乗っているつもり』になってサーフスケートを楽しんでください。
オススメのサーフスケートブランドはカーバー(Carver)
オススメのブランドはCarver(カーバー)です。値段は高めですが、ブランドコンセプトがしっかりしていて期待を裏切りません。
カーバーは、『サーフィンのためのスケートボード』と言うコンセプトを明確に打ち出しており、サーファー達も動画内で登場しています。
個人的に尊敬しているサーファー、ジェアド・メル(Jared Mell)も華麗にサーフスケートを乗りこなしています。
どれを選んだらいいのかわからない・・・
どのブランドか悩んでいるのであれば、『カーバー』にしてみてはどうでしょうか。きっと後悔しないはずです。
まとめ
サーフスケートができても、サーフィンはできません。
それでも、サーフスケートでイメージ練習を繰り返せば、何かしらのフィードバックを得ることができます。
その感覚をサーフィンに活かせるかどうかは、乗り手の心の持ち方ひとつです。イメージトレーニングは、効果絶大です。
頭の中で波を想像しながらサーフスケートをすると、波がないストレス解消にもなります。 波がないときは、サーフスケートを楽しんでみてください。
きっとサーフィン上達に貢献してくれるはずです。