『サーフィンとは何か』を初心者の段階から知っておけば、上達は格段に早くなります。
サーフィンを始めたばかりの頃は、右も左も分からない人が多いと思います。もちろん僕もその一人でした。
何から学べばいいの?
サーフィンについて知っておくべきことはたくさんあります。知識があるのとないのとでは、上達のスピードが全く変わってきます。ルールなどの基本的なことも同様です。
例えば、サーフィンのテイクオフはコツを1つ知っているだけで、波に乗れる回数が大きく変わってきます。
一人でサーフィンを始めたら、頼りになるのは雑誌やネットにある情報ぐらいです。
間違えた知識があるとどうなる?
間違った情報を選択してしまうと、格好悪いサーフィンが身についてしまうことがあります。
初心者サーファーに大事なのは、正しい知識を身につけることです。
サーフィンとは
サーフィンって、なんでしょうか。自分にとっての『サーフィンの魅力』を再確認することで上達が早まります。
どうしてサーフィンの魅力を知る必要があるの?
その理由は、『自分のやりたいサーフィンのスタイル』を見つける手助けになるからです。
海と生きること、自然と近づけるのも『サーフィンの魅力』の1つです。毎日が楽しくなり、波がくる予報があれば来るべき未来にワクワクします。
サーフボードの選び方
サーフボードにはたくさんの種類があります。その理由は簡単で、波にもたくさんの種類があるからです。
大きい波、小さい波、トロい波、早い波などそれぞれに適したサーフボードがあります。その中でも更に、初心者に適したサーフボードがあるのです。
同じ形をしたサーフボードでも、重さが変わると乗り味も変わります。また、同じボリューム(浮力)でも形が変われば全く別のサーフボードになります。
たくさん種類がありすぎてどれを選んだらいいのか・・・
一般的に言われる初心者が選ぶべきサーフボードの条件は、以下のようになります。
- 浮力がある【浮力ってなに?サーフボードの長さってどれがいい?】
- 幅が広い【サーフボードの幅について】
- ノーズが丸め【サーフボードのロッカーとは】
- 厚みがある【違いはなに?サーフボードの厚みで変わること】
これらの条件が整ったサーフボードを選ぶと、上達が早くなります。その理由は、波に乗れる回数が単純に多くなるからです。
【関連記事】悩んでいる初心者にファンボードをオススメする理由【サーフボード選び方ガイド】
ただし、浮力がなければ自分でサーフボードを加速させる技術が必要になります。
ロングボードやミッドレングス(ファンボードとも呼ばれる)からサーフィンを始めた方がいいと言われるのは、『ショートボードよりも波に乗れる』からです。
【関連記事】ロングボードでサーフィンを始める利点【初心者のためのサーフボード選びガイド】
ワイプアウト対処法
波に対して垂直にテイクオフしようとすると、恐怖心が出てきてしまう場合があります。特に何度かひどいワイプアウトを経験した人は、落下していく恐怖を感じるはずです。
どうやったら解決できる?
切り立った波(掘れた波)をテイクオフしようとしている場合は、斜めにテイクオフしてみましょう。そうすると一気に恐怖心がなくなり、テイクオフが簡単になります。
【関連記事】【サーフィン上達】テイクオフ時にノーズが刺さらないようにするコツ
ターンのやり方
テイクオフができるようになったら、ターンする技術を身につけましょう。
カットバックと呼ばれる波のパワースポットに戻るターンができるようになれば、長い距離のロングライドも可能になります。
サーフィンのターンは大きく分けて二種類あります。
- トリミングターン
- カービングターン(レールを使ったターン)
『トリミングターン』は、サーフボードをずらしながら進行方向を変更する技術です。トリミングターンには限度があり、できることが限られています。
自分の思うラインを描きたい場合、『カービングターン』の習得が必要不可欠になります。 カービングターンができるようになれば、トップターンやカットバックが可能になります。
【関連記事】サーフィン初心者がターンを最速で上達させるための5つの方法
オフショアとは
サーフィンをするためには、いい波が絶対必要不可欠です。そんないい波を生み出すために必要なのが、オフショアから吹く風です。
オフショアウィンドとは、岸から海方向へ向かっていく風のことです。
オフショアの風が吹き、いいスウェル(波)が正しい方角から入ってくればサーフィンができるいい波が立ちます。
悪い波の時はどんな風が吹くの?
オフショアの逆は、オンショアと言います。
オンショアは海から岸に向かって吹く風のことで、波を壊してしまう存在になります。オンショアの際はホワイトウォッシュがより力強くなるため、パドルアウト(沖に出る行為のこと)が難しくなります。
【関連記事】オフショアってなに?サーフィンに風向きが重要な理由
サーフィンの危険性
それぞれのサーフスポットには、危険な場所や注意するべき点が必ずあります。近くにローカルがいる場合は、事前にサーフスポットの注意点などを確認するようにしたいところです。
それは、離岸流も同様です。離岸流とは沖側に流れ出る強い海流のことで、サーフィン用語でカレントとも呼ばれています。
サーフィンのルール
サーフィンをしていると、ときおり揉め事を目撃することがあります。その原因のほとんどが『誰かがルールを破ったから』です。
サーフィンには、厳しいルールがあります。ルールを無視したサーフィンをすると、他人を危険な目に合わせてしまいます。繰り返しルールを守らない人は、サーフスポットから締め出されることがあります。
もしも、アクシデントでルールを破ってしまったら、迷惑をかけたサーファーにすぐに謝りましょう。誠心誠意謝ることが大事です。人のせいにせずに素直に謝罪しましょう。
【関連記事】サーフィンの基本ルールを学ぼう【説明と詳細】
ローカルとは
ローカルとは、サーフスポットの地元の人たちのことです。ローカルはサーフスポットの治安を守るヒーローであり、決して怖い人たちではありません。
サーフィンのルールを守って、地元の人たちを尊敬する気持ちを忘れなければ、優しく受け入れてくれるはずです。大切なのは譲り合う気持ちと、ローカルの人たちを尊重する気持ちです。
ウエットスーツの選び方
サーフィンをする上で必要不可欠なのがウェットスーツです。
真冬に水着でサーフィンしたら、低体温症になってしまいます。
外気温と海水温上昇には、大きな時間差があります。必ず海水温を確認して、水温に合わせた正しいウェットスーツを着用しましょう。
まとめ
サーフィンは特別なものです。人それぞれサーフィンのスタイルがあり、エアを決めるサーフィンに憧れている人もいれば、自然と近づくためにサーフィンをしている人もいます。
多種多様なサーフィンだからこそ、こんなにも魅力があるのだと思います。僕もサーフィンが大好きです。サーフィンなしの生活はもう想像できません。
みなさんといつか海でお会いできたら嬉しいです。見かけたら気軽に声をかけてください。そして、今回の記事が誰かの役にたてば何よりです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。