サーフィンを続けていくには、『お金』が必要不可欠です。
ただ極論を言えば、サーフィンに掛かる『コスト』は限りなくゼロに近づけることができます。
その方法とは、『海の近くに引っ越すこと』です。
簡単に説明すると?
2人のサーファーを例に出して、考えてみます。
A君は、都会に住むサーファー。近場のサーフスポットまでは、高速道路を使っても1時間強。冬は寒くなるので、ウェットスーツが必要不可欠です。
A君は新しいサーフボードやフィンが気になり、ついつい購入してしまうタイプのサーファーです。
B君は、海の目の前に住むサーファー。近場のサーフスポットまでは徒歩で3分ほどです。冬でも水温が暖かいため、ウェットスーツはほとんど必要ありません。
B君は新しいサーフボードにも興味がなく、お下がりでもらった古い板をいまだに愛用しているサーファーです。
当たり前の話ですが、この二人のサーファーのコストを比べた時、大きな違いがあります。
どちらの方がコストがかかるの?
コストが多く掛かるのは、間違いなくA君です。
B君のサーフスタイルに必要なランニングコストは、ワックスとリペア費用ぐらいで、それ以外はほとんど皆無です。
何に一番お金がかかるの?
A君のメイン支出は、交通費。ついつい新しく新調してしまう、フィンなどの出費も加わります。
このように、人によって出費が違うのがサーフィンです。
そして、海との距離が遠くなればなるほど、お金がかかってしまうものなのです。
サーファーのお金の向かう先
サーファーのメインの支出は、こちらになります。
- 交通費
- 新しいサーフボード
- 新しいフィン
- ウェットスーツ
- ワックス代
- リペア費用
極端な話、新しいフィンやサーフボードは買わなくても、サーフィンはできます。
海から遠い場所に住んでいればいるほどガソリン代が積み重なり、大きな出費となります。
【参考になる記事】交通費の節約法に関しては、こちらの記事が参考になります。
サーフィンのコストを減らす究極の方法とは
先述したように、サーフィンに掛かるお金を減らす一番の方法は、『交通費をゼロに近づけること』です。
交通費が少なくなれば、サーフィンに必要なコストがほとんど必要なくなります。
どうやったらサーフィンに掛かる交通費を減らせるの?
そのためにできる究極の方法が、『移住』です。
サーフィンの魅力はすごいもので、多くのサーファー達が『サーフィンのために移住』を決意します。
【参考になる記事】【ビフォー・アフター】元シティサーファーの、宮崎・日向移住後のリアル。
自分もニュージーランドに来たばかりの頃は都会に住んでいたのですが、サーフィンのために海の目の前に引っ越しました。
そうすることで、『サーフィンに必要な交通費』がゼロに近づき、人生がもっと、『波乗り』を中心にして回るようになったのです。
本当にそんなに都合よくいくのかな・・
もちろん、遠くにサーフトリップに行った場合は交通費がかかります。
ただ、普段の生活の中でサーフスポットが目の前にあれば、その支出の多くを減らすことができるのです。
節約できたガソリン代で新しいサーフボードを買ったり、サーフトリップに出かけるのもいいでしょう。
波乗りを人生の軸にして生きる決意
もちろん、『移住』は簡単にできるものではありません。仕事や家族、移住にかかるお金、その全てに不安が付きまとうからです。
その不安を吹き飛ばせるのは、強い決意以外に存在しません。
どんな内容の?
波乗りに人生をささげて生きるという、強い決意です。
自分自身も、
『サーフィンばかとして生きよう』
という決意を持って生きています。
サーファーではない人からしたら、『まったく理解できない生き方』を選ぶことにしたのです。
サーフィンの写真を撮り始めたのも、このウェブサイトを作ったのも、それを実現するためにやっています。
もちろん簡単なことではありませんし、失ったことも沢山ありました。
例えばどんな?
その決意をした年に、人生で最大の年俸で仕事のオファーをもらいました。でも、海と遠い場所に引っ越す必要があったので、断ったのです。
『せっかくのチャンスなのにもったいない』
『サーフィンに夢中になったってお金にならないのに』
『趣味は老後にすればいいのに』
そんな声が、周りから聞こえてきました。
その時にはもう、『自分が自分らしく生きるために絶対に必要なこと』が明確になっていたのです。
自分がした全ての決断に、後悔はありません。
そしてその決意の後、一度たりとも、『じぶんは不幸だ』と思ったことがありません。
もちろん辛いこともあるし、悲しい時もあります。
ただ、自分は今とても幸せだと、胸を張って言えるのです。
それは、あのときの『強い決意』が創り出してくれた『結果』だと思っています。
強い決意は、ぼくたちの人生を大きく変える『起爆剤』です。少なくとも自分は、そう信じています。
サーフィンはあなたに、どんな決意をもたらしてくれましたか?
それとも、これからでしょうか?