日本はもうすぐ春です。
今年からサーフィンを始めたいと、気合いの入っている方も多いのではないでしょうか。
春からサーフィンを始める人が最も気をつけなければいけないことは、『正しいウェットスーツを選ぶこと』です。間違ったウェットスーツを選ぶと、低体温症などの恐れもあります。
だいぶ暖かいけど?
水温と外気温の上昇には、常に時間差があります。
暖かくなり、ぽかぽかしていても『海水温』の上昇が始まるのはまだ先です。海水温のチェックを怠らず、適切な防寒対策を行う必要があります。
春にオススメのウェットスーツは2mm以上のフルスーツ
春先からサーフィンを始める人にオススメのウェットスーツは、スプリングスーツではありません。
どのウェットスーツが正解なの?
海水温が冷たい春先に使用するべきウェットスーツは、腕と足も保温してくれる『フルスーツ』です。各地域の海水温にもよりますが、最低でも2/3mm以上のフルスーツを使用するべきです。
スプリングスーツと呼ばれるウェットスーツがありますが、春用と勘違いしないようにしましょう。水温の上昇が始まった初夏から、スプリングスーツが使用できます。
ウェットスーツを間違えるとどうなるの?
間違ったウェットスーツで、長時間サーフィンをすることは『低体温症』を招く危険があります。必ず水温に適したウェットスーツを選びましょう。
自分の入るポイントの水温を調べ、使用するウェットスーツと合致しているか確認するようにしましょう。
海水温別のオススメのウェットスーツの選び方は、以下の表を参考にしてください。
海水温(℃) | 備考 | 適切なウェットスーツの厚み | ブーツとフード |
18℃ー22℃ | スプリングのウェットスーツでも可だが2mm以上のフルスーツが理想 | 2mm〜3/2mm | 不要 |
15℃ー18℃ | 4/3mmが理想的。3/2mmでも可だが外気温によっては寒い | 4/3mm | 不要 |
12℃ー15℃ | ブーツが必要になる水温。5/3mmが理想 | 5/3mmか4/3mm | ブーツ要 |
8℃ー12℃ | ブーツとフードの着用が必要、ハンドグローブもあれば理想 | 5/3mmか5/4/3mm | 両方 |
8℃以下 | ブーツやフードも厚み5mm以上が必要。 | 6/5/4mm | 両方 |
4月の海水温目安
春先の各地域別の海水温の目安は以下のようになります。(気象庁参考 http://www.jma.go.jp/jma/index.html)
地域名 | 海水温目安 |
宮崎 | 18℃〜21℃ |
千葉 | 14℃〜16℃ |
北海道 | 5℃以下 |
まとめ
初心者の春サーフィンの一番のメリットは、サーフスポットが空いていることです。
春はまだ水温が冷たく初心者が少ないので、空いているサーフスポットを見つけることができます。サーフィンを始めたばかりの人が、すぐに上達するための大きなチャンスです。
夏からサーフィンを始めると、海水浴客や初心者サーファーに混じって練習をしなければならなくなってしまいます。そうすると、波に乗れずに終わってしまうかもしれません。
ぜひこの春にサーフィンを始めてください。
初心者サーファーでビーチが埋め尽くされる前に、基本的な練習をこなしましょう。
それだけで、夏までに大きな差をつけることができるはずです。
正しいウェットスーツを着用して、春サーフィンを楽しんでください。
- 材質: [胸と背面パネル]遙ax1 Superflexネオプレン裏地]炉炭素,メッシュ
- 水温: 56 – 64 F
- 厚み: 3 / 2 mm
- フード:なし
- ジップ: drymax胸