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波という壁を乗り越えた先に見える景色の話【サーフィンから学べる人生論】

サーフィンから学べることは、とても多いです。

サーフィンは、ひたすらに目の前の波の壁を乗り越えていかなければ、波に乗ることができません。

その度に感じるのが、『波乗りの世界は人生の縮図』のようだ、ということです。

人生も、なみのりと同じです。

壁の向こうに行かなければいけないのに、前に進むときに心がくじけそうになってしまうのです。

自分自身の人生も同じで、目の前に立ちふさがる壁にもがき苦しむことがたくさんありました。もちろん、今もそうです。

そんなときに一体全体どうやって、その壁を越えていけば良いのでしょうか?

波という壁を越えた先に見える景色の話

波の向こうは夢の世界

サーフィンでアウトにでようとすると、ものすごい数の波が押し寄せてきます。

壁のように目の前に立ち塞がり、外の世界に出るのを諦めさせようとしてくるのです。

けれど、その壁を越えなければ先には進めません。先に進まなければ、波に乗ることができないのです。

波に乗る権利は、『波を越えられるサーファー』に与えられます。

もちろん、岸から波を見ることもできます。ただ実際に波になっているのは、壁を変えられた人だけなのです。

波のような困難を越える方法

もちろん、波を越えていく方法はひとつだけではありません。

真正面からぶつかって越えていけないのなら、違う方法を見つけることもできます。カレントの力を借りてもいいでしょう。

ビーチブレイクではなく、パドルアウトが楽なポイントブレイクを選ぶこともできます。それだって、波を超えていく一つの技術です。

もちろん、ジェットスキーに乗ったっていいのです。

人生も同じなはずです。ひとそれぞれ壁にぶつかったとき、アプローチに違いがあります。

それに加えて『成功すること』の定義が違い、そこにたどり着く道も千差万別です。

正解も答えもなく、『たどり着きたい場所への道のり』は無限大に広がっているのです。選択肢が多いからこそ、いつも悩んでしまうのではないでしょうか?

波に対するアプローチは千差万別

人生は、山あり谷ありです。ぽんっと、壁が道の真ん中に現れることもあるかもしれません。

高すぎて越えられなさそうなら、壁を伝って歩いたって問題ありません。そうしたら、壁がない場所を見つけることができるかもしれない。

壁が立ち塞がったって、どちらにしたって、歩いている僕たちが自由であることに変わりはないのです。それだけは、心に留めておくべきです。

乗り越えようとしたっていいし、壁に沿って歩いてみてもいいのです。

結果としてその壁の向こう側に行けるなら、回り道をしたっていいのです。

波の先にいかなければ未来は掴めない

諦めるという選択肢

もうひとつ頭の片隅においておきたいのが、壁を越えるのを諦める選択肢もあるということです。

僕たちはいつだって挑戦することができます。それと同じようにいつだって、違う道を選択することができます。

超えられない壁で身の危険を感じたら、いつでも引き返せるのです。それは逃げではなく、身を守るための護身術です。

なんの準備もせずに巨大な波に挑戦するのが、『ただの無謀な人』なのと同じことです。

トレーニングもなにもせずに、エベレスト登頂ができるでしょうか?

最初のうちは、小さな波や壁から挑戦すればいいのです。大きな壁があったら、低くなっている場所を探すこともできるのです。

階段を登るようにして少しずつ、自分のできる挑戦が高くなっていく。

そうすれば必ず、最初は超えられなかった壁も、のちのちに超えられるようになるはずです。

まとめ

回り道をしたからこそ、見ることができた景色があります。それと同じように、高い壁の上からしか見えない景色もあります。

あなたは今どこにいて、どんな景色を見ていますか?

どこにいたって、僕たちは自由です。それだけは忘れないようにしたいものです。

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